11月21日(土)、オニオン弦楽合奏団 第八回演奏会に行ってきました!演目はあの『サガフロンティア2』。今までサガフロンティア2の曲のみを扱ったコンサートに行ったことがなかったので、これは行かねばと思い、申し込みをしたのです。コロナ禍ということもあり不安もありましたが、会場でもしっかり感染対策がされており、自分も気を付けて参加しました。今回はその演奏会の感想をご紹介します!
サガフロンティア2とは
出典:
今回の演目である『サガフロンティア2』は、1999年4月1日にスクウェア・エニックスより発売されたRPGゲームです。100年間の歴史を様々なキャラクターに成り代わって体験できます。2002年3月20日にPS one Booksシリーズとして再発売され、2006年7月20日にアルティメットヒッツシリーズとして再々発売、さらにさらに2008年12月10日にゲームアーカイブスで配信されるといった強い人気を誇った作品です。
そんなゲームを盛り上げる曲たちは良曲・名曲ばかりで、当時パソコンも携帯も持っていなかった自分は曲を聴くためだけにゲームを起動したほどでした。
そんな素敵な曲が詰まったサウンドトラックも出ているので、 是非聴いてみてください!
ゲームはプレイしたことがないけど曲は聴いているという人も多いので、おすすめですよ!
会場入り
江戸川区総合文化センター 小ホール
会場は新小岩にある江戸川区総合文化センター。駅から徒歩15分ほど離れた閑静な場所にありました。演奏会にはもってこいの場所ですね!
パンフレット
会場に向かうと、まずは受付にて検温と消毒。そのあとはパンフレットを手に入れました。それがこちら。
歴史書をイメージして作られたという素晴らしいデザインのパンフレットでした!プログラムのページで描かれている古地図は実際ゲームで出てくるものなので、原作ファンにとっては一気にサガフロンティア2の世界に引き込まれるもので、かなり興奮しました。
そんな素敵なデザインを担当されたのは、しいねっとさん。他にも多くの素敵な絵を描かれており、ブログもされていらっしゃいます。以下にしいねっとさんのTwitterとブログを記載するので、是非お立ち寄りください!
演奏
演奏形態
ピアノが真ん中に置かれ、その一つ奥に指揮者、その周りをバイオリンやチェロといった他のパートの方々が囲うような形となっていました。ピアノ演奏者は客席に背を向けた状態で演奏するというスタイルで、自分によっては初めての経験でした。しかし演奏している手元がしっかり見えたので、迫力さや繊細さがより伝わり、視覚的にも楽しめました!
演奏プログラム
ゲームのストーリーの進行に沿った形で演奏されていきました。冒頭でも説明しましたが、サガフロンティア2は100年間の歴史をたどっていく作品なので、場面の転換や時間経過が多いです。その特徴を演奏の進行で上手く表現されていて感動しました!
中でも一番よかったのは、『Rosenkranz』という曲です。これはゲーム内でのある街で流れる曲なのですが、幻想的でヒーリング効果の強く、聴いていてとても心地の良いです。今回はバイオリンの主旋律も混ざりつつ、ピアノのみのパートも入っていて、オーケストラならではの素敵な『Rosenkranz』を聴くことができました。聴いていて自然と涙が流れたくらい感動しました…。
オニオン弦楽合奏団
今回素敵な演奏をしてくださったオニオン弦楽合奏団について紹介します。
東京都江戸川区を主な活動場所にされていて、プロのチェリスト・大澤久さんがゲームの楽曲を演奏するための合奏団として企画・結成されました。大澤さんはもちろん、他のメンバーの皆さんもゲーム好きで、プロからアマチュア奏者の方まで様々な方々で演奏を行っています。
今回は第八回となる演奏会でしたが、今まで「ファイナルファンタジー」「ゼノギアス」「ロマンシング・サガ」といった多くの人気ゲーム曲を演奏されてきました。過去の演奏会も参加したかった…。
素敵な演奏をしてくださったオニオン弦楽合奏団、そしてピアニストの泉翔子さんのホームページ・Twitterを以下に記載するので、是非立ち寄ってみてください!
次回の演奏会は2021年10月17日!
コロナ禍という難しい状況の中、感染予防対策をしっかり行い素敵な演奏会をしてくださったオニオン弦楽合奏団の皆様に、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
次回の第九回となる演奏会は、2021年10月17日(日)。小松川さくらホールにて午後の予定とのことです。演目など詳細は今後更新される予定とのことで、ワクワクしますね!第九回も参加しようと思います!