皆さん、こんにちは!
ハロウィンも終わり、街もクリスマス仕様になってきましたね。
ここ数日で気温も急激に下がり、風邪をひきやすい季節にもなりました…。
インフルエンザも流行っているので、皆様体調には気を付けていきましょう!
さて、皆様は「旧東京音楽学校奏楽堂」という所を知っていますか?
こちらは上野公園の近くにある音楽ホールです!
この間行ってきまして、とてもいい時間を過ごせたので、今回はこちらを紹介したいと思います!
旧東京音楽学校奏楽堂について
旧東京音楽学校奏楽堂は、国の重要文化財にも指定されている歴史的建造物で、日本で最初に建てられた本格的な西洋式音楽ホールを持っています。
その音楽ホールには、日本を代表する音楽家である瀧廉太郎や山田耕筰、オペラ歌手の三浦環が立った場所ということで、由緒ある舞台として今も語り継がれています。
「生きた文化財」として、建物の公開をはじめ、演奏会や音楽資料の展示も行っていますよ。
旧東京音楽学校奏楽堂
■住所:東京都台東区上野公園8番43号
●JR「上野駅」公園口から徒歩約10分
●京成「上野駅」から徒歩約15分
■電話番号:03-3824-1988■公開日(建物の見学):日・火・水曜日
※木・金・土曜日はホールの使用がなければ公開。
■公開時間:午前9時30分から午後4時30分まで(最終入場は午後4時まで)
■休館日:
● 月曜日(月曜日が祝休日にあたる場合は翌平日)
●年末年始(12月29日から1月3日まで)
●特別整理期間
■コンサート開催日:
●日曜コンサート:第1・第3日曜日「チェンバロ」 第2・第4日曜日「パイプオルガン」
●藝大生による木曜コンサート
※その他の開催コンサートは、HPを参照ください。
■入館料:
●一般:300円(200円)
● 小・中・高校生:100円(50円)
※( )内は20名以上の団体料金
※障害者手帳、療育手帳、精神障害者福祉手帳、特定疾患医療受給者証をお持ちの方とその介護者の方は無料です。
※毎週日曜日は、台東区内在住・在学の小・中学生とその引率者の方は無料です。(第5日曜日を除く)
上野駅~旧東京音楽学校奏楽堂までの道のり
僕は山手線に乗っていったので、公園口改札から上野公園に出ました!
日曜日の昼間ということもあり、かなりの人混みでしたが、上野公園は道が広いので、サクサク歩いていけました!
途中にある噴水広場では、綺麗な花を見ることができました!
噴水広場を抜けた先にある旧東京音楽学校奏楽堂に続く道も、木々が色づいていて秋の香りが漂っていましたよ!
周りを見渡すと、ベンチでゆったり過ごすカップルや、レジャーシートを敷いてピクニックに来ている家族もいて、ただ休憩しに来るだけでも価値のある場所だなと思いました!
旧東京音楽学校奏楽堂(入口)
無事に旧東京音楽学校奏楽堂に到着!
入口には、日曜コンサートの概要が貼り出されていました。
僕が行った日は第1日曜だったので、「チェンバロ」の演奏が聴ける日でした。
今までコンサートには何度か足を運んだことがあるのですが、チェンバロの演奏を生で聴いたことがなかったので、とても楽しみにしていたのです!
館内(1階)
受付を済ませて中に入ると、正面に日曜コンサートのプログラムを発見!
1枚手に取り先に進みました。
あ、先にお伝えしておくと、(先程の写真にも記載されていましたが)再入場はできないので、中に入るときは注意してくださいね!
館内は静かでとても綺麗でした!
1階には展示室があり、この日は畑中良輔と中田喜直の企画展もありました。
偉人達が当時作成した楽譜や手紙、愛用品など、歴史を知り、感じることができる素晴らしい展示でしたよ!
2階のホールへ続く階段には、暖かい日差しが差し込んできて神秘的な雰囲気を感じられました。
奏楽堂(2階)
開演の30分前ということもあり、席は結構空いていました。
ということで、割と正面の席を確保することができ、まずは一安心。
調律師さんがチェンバロの最終確認をしていました!
調律の音も聴き心地良いですよね…。
余談ですが、この日はそこそこ暑い日だったのですが、ホール内は少し冷えていました。
暑がりな自分にとっては涼しく過ごせたのですが、寒がりな方は、いざという時に何か羽織れるものを持っていくことをおすすめします!
そんなこんなで開演時間が近づいてくると、どんどんお客さんがホールへ!
満席とまではいかずとも、あっという間に席の7割くらいが埋まってしまいました!
毎週日曜に開催されているコンサートとはいえ、やはり毎週人気なんですね!
コンサート開演
コンサート中は写真や動画の撮影は禁止なので、じっくりコンサートを拝聴しました。(仮に撮影OKだったとしても、やっぱりコンサートは余計なことをしないで全身で楽しむのが一番!!と僕は思います)
チェンバロは、東京藝術大学音楽学部 チェンバロ専攻3年の「今村恵羽さん」が演奏されました。
チェンバロの音色、綺麗だったなー(しみじみ)
聴いていると王国や王城を連想させてくれるような、優雅な演奏でした!
その後、同じく東京藝術大学音楽学部の音楽研究科修士課程 バロック声楽専攻2年の「久保田里奈さん」も登壇され、チェンバロとソプラノの素敵なハーモニーを奏でていました。
いやー、音に浄化されたといった感覚です(笑)
自分の負の感情が音に包まれて飛んで行く様を見届けました(急なポエマー化(笑))
日本最古の音楽ホールで聴くコンサートは、20分程だったとは思えないほど濃厚で素敵な時間でした!もっと聴きたいと思ったくらいです!
コンサート後、帰る前に撮った1枚です。
お客さんがたくさんいたことが伝わるかと思います!
建造物全体で歴史を感じさせてくれる場所
旧東京音楽学校奏楽堂は上野公園の端にあり、ひっそりと構えている建物ですが、その静かな雰囲気のおかげで、展示会やコンサートをじっくり堪能できる環境だったと感じています。
通常の木・日曜のコンサート以外にも、特別コンサートが開催されています。
また展示会も期間限定で行われるものがあるため、何度通っても新しい発見と感動を得られると思います!
僕も次はパイプオルガンの演奏を聴きに行く予定です!
皆様も是非一度旧東京音楽学校奏楽堂で、見て、聴いて、歴史を感じてください!!