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【今週の振り返り思考】効率化されて逆に苦しさが増す日本

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一気に秋めいてきましたね!しかし秋はすぐに終わって冬が来ると気象庁が発表していたので、皆様衣替えは早めにしておきましょう!

効率化したのになぜ苦しくなるのか

さて、今週は「ITで効率化されたのになぜか楽にならない日本のバグ」について考えをまとめていきたいと思います。

効率化されたら本来楽になるはずですよね?確かに作業自体は楽になった部分は多いと思いますよ?しかしその分要求されるレベルが上がっていますし、それなのに給料も上がっていません。これを社会のバグと呼ばずして何と呼ぶのでしょうか…。

個人的に、このバグが起こっている原因は「社会的な背景」と「国民性と価値観」にあると思っています。

日本社会の構造

効率化の目的をはき違えている

本来なら効率化により人の負担は減るはずなのですが、日本では「ということは少人数でもっと成果を出せるよね?」という方向で使われてしまっているため、1人あたりの仕事量はむしろ増え、求められる質も上がってしまいました。舐めすぎです。

企業が利益の内部留保を優先している

日本企業が利益を社員に還元せず、内部留保を積み上げる傾向が強いのはよく指摘されています。利益を上げても分配されないなら意味ないです。

労働分配率の低下

労働分配率は、会社の儲けをどれだけ従業員に使用したのかを計算して表した数値のことで、「人件費 ÷ 付加価値 × 100」によって算出されます。昭和時代はこれが高めだったのですが、現在では株主や役員への分配が優先されているのです。舐めすぎです(part2)。

なかなか解消されない長時間労働

働き方改革が謳われるようになってから多少はマシになったと思いますが、まだまだ長時間労働がはびこっている会社は多いです。加えて長時間労働を美徳としている風潮はまだ残っており、それを評価する会社もいまだにあります。そもそも8時間労働というのは働いていい時間の上限なのに、日本では8時間勤務が当然という最低ラインにすり替わっています。舐めすぎです(part3)。

国民性と価値観

身についた奴隷根性

日本人って「楽をしてはいけない」「楽をさせてはいけない」という考えを持っている人が多いと感じています。だから短時間で成果を出すことよりも、長く働くことの方が評価されやすいのだと思います。つまり給料=時間という思想が強いから、「効率化されて早く終わったならもっと仕事をしろ」「勤務時間が短縮されたならその分の給料は下げないと」という考えになってしまうのです。こうして見てみると、日本の我慢教育って大成功していますよね(皮肉)。

抗議しない国民性

「どんなに苦しくなっても、他国のように大規模なデモを起こさない」と言われるほど、日本人は大人しい傾向があります。仕事のハードルや労働環境に不満を抱く人は大勢いますが、実際に抗議する人はごく少数です。ネット上では活発に主張されていますが、現実の場で行動に移せる人は多くありません。

効率化を「人を楽にする仕組み」へ

少子高齢化で今後も働く人口はどんどん少なくなるのに、日本はいつまで経っても人の数で補おうとする傾向があります。少ない人数で回さないといけないからこそ効率化の必要性はさらに高くなっていきます。効率化で人が苦しむのではなく、本来の目的である「人を楽にする仕組み」として機能する社会に、日本が早く変わっていってほしいですね><