
遅ればせながら、とうとう「ライザのアトリエ3」をクリアしましたよ!かなりやりこんだので、約4ヵ月はプレイしたのではないでしょうか。長かったですが、その分クリアできた満足感が大きかったのです!今日はそのクリアレビューを書いていこうと思います。
最初に書いておきます。ストーリーやイベントのネタバレありなのでご注意ください。また、伝えたいことが多すぎた結果、結構長い記事となりました(笑)文章も画像も盛り沢山です。目次から気になるところを読むのでもいいので、少しでも興味を持っていただいた方は是非読んでみて下さい!
システム面
バトルや調合は前作のアップデート版といった感じで特記するべきことは少なかったので、システム面からは下記3つの項目に絞ってまとめてきます。
- オープンフィールド
- 新システム「鍵」
- 不満
1.オープンフィールド
Good Point
- 大満足の広大なフィールド
移動できるエリアは全部で4つ。その中にたくさんの街やダンジョンがあるのでめちゃくちゃ広大です!まさに大冒険にふさわしいスケールで探検し甲斐がありました。

泳いだり霊獣を使って走ったり滝登りをしたりもできるので、オープンフィールドならではの爽快な探索が楽しめました!



これだけ広くなると一度訪れた後は用なしとなる場所も増えてしまうものです。しかし採取やクエストなどでまんべんなく色んな場所に再び行くことになるので、それぞれのフィールド・マップがしっかり機能していました。
- 映え写真が撮れまくり
グラフィックの良さはアトリエシリーズの魅力の1つですが、今作ももちろん高グラフィックです!街だけでなくダンジョンも綺麗なところが多いので、スクショするために何度も足を止めてしまいました。


Bad Point
- 登り降りの動作が少し遅い

マップには色んなところに梯子やツタがあるのですが、それを登り降りする動作が少し遅く感じました。降りるときは飛び降りればいいのですが、登る動作はショートカットできないので少しストレスでした。もっと二段飛ばしみたいにピョンピョンと進められればうれしかったなと思いました。
2.新システム「鍵」
Good Point
- 鍵は調合と装備で大活躍
今作では新たに「鍵システム」が登場!調合では投入回数を増やせたり品質を上げたりできるので、特に難しい調合をする時に大活躍でした!

あとバトル中でも鍵を使用できるのですが…僕はほとんど使いませんでした^^;(結局普通にアイテムを投げるのが一番強いので…)
鍵は装備することもできるので、主にこちらで使っていました。「全能のシンボル・超(または極、神域)」の効果のついた鍵をみんなに装備させていたのですが、これをつけるだけでステータスがびっくりするくらい跳ね上がりますよΣ(゚Д゚)

Bad Point
- 「無垢の鍵」は複製不可

特性を持つ鍵を生成するためには「無垢の鍵」を調合する必要があるのですが、残念ながら複製できません…。「効果乱数強化・強」や「レアリティUP・2」などとてもいい効果のついた無垢の鍵を調合できても、使い切ったらまた一から調合しなおさないといけないのが辛かったです。無垢の鍵の効果に一応「使用回数増加」があるのでこれで鍵の使用回数は増やせますが、MAXで+6です。数字だけ見ると多く見えるかもしれません。しかし使ってみるとわかりますが、周回していると秒でなくなります。なのでできれば調合した無垢の鍵を複製できるようにしてくれたら、もっと鍵システムを有効活用できたのになと思いました。
不満
ロードが長い
主にファストトラベルでマップを切り替える時が長くて、結構ストレスでした…。(長いと10秒近くかそれ以上かかる時もあります。)グラフィックも綺麗だしオープンフィールドなのでデータが重くなるのはわかります。しかしアトリエは狙った素材の採取やバトル周回のために何回もマップを切り替える場面も多いです。同じマップ内でトラベルする分にはロードが早いので同じマップ内での周回は困りませんでしたが、別のマップ間での周回はキツイです。また同じ理由で、ダンジョン⇔アトリエの移動時のロードも長いので、「一旦アトリエで調合してうまくいくか試してみるか…」など気軽に帰ることがしにくかったです。
アトリエの建て替えが毎回面倒(しかもムービーはスキップできない)
そんなに頻繁に建て替えることもなかったですが、毎回調合しないといけない上にムービーも見ないといけなくて少しストレスでした。(ムービーの早送りはできます。)使う素材もぶっちゃけなんでもOKというくらいゆるゆるな条件だったので、それなら1回調合したらあとは何回でも変更できる仕様にしてほしかったなと思いました。

お気に入り登録のボタンがややこしい
コンテナ画面と調合画面で、お気に入り登録のボタンが異なるのが少し不便でした。お気に入り登録は調合画面では「L」、コンテナ画面では「Y」でできます。コンテナ画面で「L」はページ切り替えボタンなので、間違って押すと、その前に絞り込みしていたのが解除されるので、これが結構ストレスでした。


画面下にちゃんとボタンの説明が書かれているのでそれを見ればいいのでは?と言われたらその通りなのですが、そもそも画面毎にボタンを分けなくてもよくない?と思ってしまいました。
見聞録に少しだけ間違いがある

隠し宝箱や強敵の場所が記されている見聞録ですが、記載内容が間違っているものが少しだけありました。攻略サイトを見れば正確な情報がわかりますし、攻略サイトを見る人の方が多いと思うので問題ないかもしれませんが、一部間違いがあるということだけ一応書いておきます。
キャラクター
次に各キャラクターについて感想をまとめていきます。ここから本格的にちょこちょこネタバレを含んでいるのでご注意ください。
ライザ
ライザ2のクリアレビューでも書きましたが、前作でのライザは主に「軽率な行動」「浅はかな発言」「デリカシーのない発言」などをしてしまうキャラクターで描かれており、「ライザ1での成長は何処へ…?なんなら劣化してない?そんなことするキャラじゃなかったよね?」と言いたくなるレベルでした。しかも口を開けば「フィーがフィーが」とうるさく、自己中心的な性格だとも感じてしまいました。
しかし今作ではライザの成長がしっかりと描かれていましたよ!
- 軽率な行動が多い → 慎重に行動
前回の冒険での反省を活かし、慎重にするようになりました。


前作なんて「とりあえず行ってみよう」が多すぎて辟易したのですが、今作はかなり計画的に動いている印象を受けました。


- 浅はかな言動が目立った → 熟考してから発言
大事な場面だけでなく日常的な会話でも発言する前にライザが思考するシーンが多く、考えてから発言している様子が見て取れました。ごくごく当たり前のことなのですが、こんな変化を喜んでしまうくらい、ライザ2のライザは酷かったのです。

- デリカシーのない発言が目立った → しっかりと気遣える
親から将来のために婿養子を取れと言われているとパティから話されて、周りに相談してみることを勧める場面がありました。


前作でパティに「でもやりたいことをやればいいのでは?」といった脳みそすっからかんな発言をしていたあの時のは大違いですね。まぁごくごく当たり前のことなのですが、こんな変化を(以下略)
ストーリーが進むたびに忌まわしきライザ2のライザ像を打ち消されるくらい、成長したライザがしっかりと描かれていました!!
また、今作ではフィーにも再会します。

ライザ2のトラウマがよみがえり一瞬不安になりましたが、「フィーがフィーが」とうるさくなく、またライザを通して母性を感じられるみたいな意味不明なコンセプトもなかったのでとても安心しました!
戦闘では物理・魔法のバランスの良いスキルとアイテム使用で強気に戦える万能タイプでさすが主人公という戦闘スタイルでした。

レント
ライザと同じく、レントもライザ2から大きく改善されたキャラクターの1人です。ライザ2の時は出会った瞬間から雰囲気最悪でしたが、今作ではそのことをからかうようなシーンも描かれていて和みました。


レントは戦士としてこれまで一人で冒険をしてきた期間が長かっただけあり、旅や戦いに関する知識が豊富です。


またディアンとの対決に勝利したり魔物の気配にいち早く気づいたりと戦闘の場面では一番頼もしかったです!




あとレントのマントの下にあるライオンの刺繡がずっと気になっていました。誰も突っ込まないので結局この詳細が明らかにならなかったんですよね。誰か教えてください(笑)
実際の戦闘でももちろん活躍してくれましたよ!ロールがディフェンダーで最大HPと防御力が高く、スキルで自己バフもかけられ一部自己回復も可能なので、強敵相手でも安心してパーティに入れられました。

タオ
タオの豊富な知識は今作でも健在。大好きな遺跡をはじめ、水質や部品のことなど様々な分野に精通していてその知識をいかんなく発揮していました。

そして最初から冒険についてきてくれていたタオですが、実はとんでもなくハードルが高い王都の学術院の推薦審査に合格していることが発覚します。


元々タオは博識だったけど、マジでタオ何者なの…。ライザ一行の中にそんな天才がいるなんて驚きですよね。アホなレントがいてくれて安心します(おい)。

しかもなんと2つの分野で合格していることが後半で明らかになります。



戦闘ではデバフアタッカーなので攻撃しながら敵のステータスを下げられるのが楽しかったです。

また今作のフェイタルドライブで「アインツェルカンプ」を継承したのがタオでした!ライザ1から中身も見た目も強さも一番変わったのは確実にタオですね。
クラウディア
商人として各地を駆け回るクラウディアも再び同行してくれます!
相変わらずライザ大好きなクラウディア。二人の信頼度の高さが伝わる場面もあり、改めて二人の相棒であり親友である強い絆を感じることができました。




またパーティクエストで発覚しますが、クラウディアが虫も食べられることや冒険の道中で汚れるのも割と平気なことなど、驚きのギャップを見せてくれます。


いつも周りに気を遣う優しいクラウディアですが、相手のために伝えるべきことはハッキリ伝えられる性格もクラウディアの魅了の一つだなと思いました。



戦闘では攻撃力は高くないものの、素早さが高いのでAPを貯めやすく、また錬金術士ではないのに器用さがライザ・アンペルさんの次くらいに高いので、アイテムレベルの高いアイテムも装備できるのが助かりまくりでした!

最後に、レベルアップ時の超絶可愛いクラウディアを見てください(・∀・)

ボオス
今作でやっと仲間入りを果たしたボオス!僕は前作ですっかりボオスファンになってしまったので、一緒に冒険できるのを楽しみにしていました!
冒険の道中で経営学を勉強していたり、商談に精通していたりとボオスがブルネン家の次期領主を見据えて成長していることがわかる場面があって感慨深かったです。




あと所々でお茶目なボオスも見られて可愛かったですよ^^


戦闘では二刀流で素早く戦います。パッシブでタクティクスレベルを上げやすいので、とりあえずパーティに入れておくと役立つキャラで優秀でした。

フェデリーカ
今作の新キャラ1人目です。まだ若いのにサルドニカの工匠組合長代理を務めるしっかり者。最初にクーケン島に来た時はあえて強気な態度をとっていましたが、それは組長代理として舐められないように意識していたからとのことで、後で謝罪していました。個人的には強気なフェデリーカも新鮮で可愛かったです!

いつも真面目で落ち着いていますが、時々スイッチが入ってディアンと一緒に怒る場面もあり面白かったです。


あとパトリツィアとは年が近いうことで、周りからの勧めもあって敬語をやめてタメ語で話すことになった場面もあり、二人ともとっても可愛かったです!


フェデリーカはまだ若いのに本当にしっかりしています。サルドニカに来た当初はガラス派と魔石派の派閥の中で苦労しており、その姿は中間管理職のようでした(笑)でも両派の二人が意外といい人たちで、結果的にみんなで協力できる関係性になってよかったです。




そしてライザ達の助けがあったとはいえ、最終的に両派をまとめあげてサルドニカの発展につなげたので本当に凄い人だなと尊敬してしまいました。最終的には代理ではなく正式に工匠組長に就任しますよ!


戦闘では扇を使って戦う魔法特化型。クラウディアと同じくらい器用さが高いので、強力なアイテムを持たせられるのも強みでした。

ディアン
新キャラ2人目にしてみんなの弟ポジションのディアンです。里の閉塞感や変化を嫌う体質に反抗心を抱き、冒険に憧れを抱く少年。それは昔のライザ達のようですね。


最初はただ早く里を出ていきたいという気持ちだけでしたが、最後は里のために里を出る決心をするまで成長しました。

ディアンはとにかく最初から最後まで可愛かった(笑)


このような性格のキャラは結構考えなしな行動や発言をしがちなのですが、ディアンは空気が読めるから余計なことをしないしみんなが気づけないことに気づいたりするので、好印象しか抱きませんでした。




無自覚に良いヒントを出して褒められて照れるディアンも可愛かったです(>᎑<)




戦闘では防御が高く、レントのような安定感がありました。器用さが高くないのであまり良いアイテムは持てませんが、その分は攻撃力でカバーできました。
あとディアンの腕についている付箋のようなものが、腕を上げても下に垂れない理由が少し気になりました(笑)

パトリツィア(パティ)
ライザ2から唯一再登場してくれたキャラです。パティ、大好きなキャラの1人なので、今回も仲間になってくれてよかった!!
タオを追いかけて王都からはるばるネメドの村まで一人でやってきたパティ。ボオスが言う通り、相変わらず貴族のお嬢様らしからぬ行動力ですね(笑)


2の時からタオのことが大好きオーラは出まくりでしたが、今作もダダ漏れなシーンが多くて可愛かったです!

クーケン島からわざわざ外に出て勉強しに行こうと思う人の方が少ないという話を聞き、王都で好きなことを学べている自分が恵まれていることに気づいたパティは相変わらず賢い子だなと思いました。

また後半ではタオを追いかけてきて王都に戻ってこさせようとしているのが自分のわがままであることに気付き、反省する場面もありました。この年で誰に言われたわけでもなく自分で気づけるって賢いですし凄いことですよね。


戦闘ではクリティカル特化型で大助かりでした。

↑このオーダースキルが居合抜きみたいで特にお気に入りでした!いいとこのお嬢様なのにゴリゴリ近距離で戦うパティがかっこよかったです!
アンペル
ライザの師匠、アンペルさんがライザ1ぶりに再びパーティとして参加します!
ライザ達がネメドの村に行くと、アンペルさんとリラさんは捕まえられているというまさかの展開で驚きましたが、ライザ達が助けに来ることも計算済みの上でわざと捕まっていたようです。もう流石としか言いようがないですね!




リラさんとは相変わらず熟年夫婦のような感じで、所々で痴話喧嘩も見られますよ!




あとリラさんとのことを弟子のライザにいじられるアンペルさんも見られて新鮮でした。





また、今作ではアンペルさんのある秘密が明らかになります。それは「アンペルさんの年齢不詳問題」です。考え方も話し方もかなり大人だけれど見た目は若いので、ライザ1の時から「アンペルさんって何歳?」というのはみんなから思われていました。

僕は勝手に「めちゃくちゃ若く見える30代後半かな」と想像していたのですが、まさかのオーレン族と人間のハーフでした!長生きする種族だからそりゃあまだまだ若いわけです。


でも確かによく見たらアンペルさんの髪や目の色ってオーレン族にそっくりですよね。リラさん、カラさんと見比べてみると余計そう思いました。実はライザ1の時からこれは伏線だったのかもしれませんね!
戦闘ではライザと同じく錬金術士としてゴリゴリ強いアイテムを使えるので即戦力でした!

スキルも全スキルにノックバック効果とその他デバフがあり、オーダースキルでは物理耐性・魔法耐性を下げることもできたので活躍の幅が広かったです。
リラ
リラさんもアンペルさんと同様にライザ1ぶりの参戦です!
アンペルさんの相棒でありレントの師匠であるリラさん。旅慣れしていて道中頼もしかったです。


まだ未熟なディアンに戦いの助言をする場面もあり、昔のリラさんとレントの師弟関係が思い出されました。

また今作ではリラさんの乙女な一面やアンペルさんとリラさんの熟年夫婦のイチャイチャが見られてテンションが上がりました!例えば、リラさんが一人悩み苦しむアンペルさんを助けたいけどどう声をかけていいかわからず戸惑う場面。




なんともいじらしい!!ライザのアドバイス通り、自分の気持ちに従ってアンペルに正面から接することを決意しました。




ライザ1の時から「もう早く結婚してください」って言いたくなるくらいの熟年夫婦っぷりだったのですが、多分作中で二人の関係が進展することはないのかもと少し諦めていました。が、いい意味で期待を裏切られました!ちなみにこの後さらに甘い甘いラストを迎えるのですが、それは後半で書きますね(・∀・)ニヤニヤ
戦闘では4属性のスキルを使えるので弱点を突きやすいアタッカーです。HPが低い時ほど与えるダメージが大きくなるタイプなので、実は強敵との相性がいいキャラでした。

カラ
最後に仲間になる新キャラ3人目、オーレン族の長のカラさんです。初めて会った時はなんだかとっつきにくそうな人だなと思っていました。少し威圧感があったので…。

しかし実際はおばあちゃんらしさも子供っぽい可愛らしさも兼ね備えた魅力的なキャラクターでした。普段は無邪気で子供みたいなので、他の仲間もカラさんが年長者であることを忘れるくらいでした。


また長の仕事を度々ほったらかしにしてライザ達についてくるので、集落に戻るとお付きの戦士たちによく怒られていました(笑)


一方でアンペルさんにはっきり物を言うことができるところはさすが年長者という感じでした。


カラさんのおかげで竜の風あとや神代の民の存在、彼らが犯した罪などストーリーの核となる情報を知ることができたので、間違いなくキーパーソンでしたね。
戦闘では鎚を用いて魔法を飛ばしたりして戦いますよ!

ストーリー
さて、本題のストーリーについてです。前作のレビュー記事を読んだ人はわかると思うのですが、今回もライザ2の酷評を交えながら書かせていただきます。
ライザ2のストーリーがどのくらい酷かったか気になる方はこちらの記事を読んでくださいませ。
なのでそういうのが苦手な方はご注意ください!
メインストーリー
いよいよストーリーについて感想を書いていきます。ここからさらにボリュームが多くなるのでお覚悟を。
結論から書きます。メインストーリー、めちゃくちゃ良かったです!!!
正直怖かったんですよ。シナリオライターはライザ1で素晴らしいストーリーを描いてくださった高橋弥七郎さんが再び担当されるという情報を知ったものの、ライザ2のストーリーがあんな薄っぺらい内容だったので、さすがの高橋さんもここから最終章となる今作を描くのは厳しいのでは?と思っていたので…。(それもあってライザ3をプレイする覚悟と勇気を持つまでかなり時間を要し、発売して2年後にプレイすることになりました…。)でも、高橋さん凄すぎます。ライザ1はもちろん、その薄っぺらいライザ2の内容も含めてしっかりつないで重厚・濃厚・壮大なストーリーを描いてくださいました!!!最初から全て感想を書くと果てしない文章量と画像になってしまうので、特に印象深かった特徴をピックアップしてご紹介しますね!
序盤から感じられる冒険のワクワク感
最初の舞台はクーケン島。ライザ2で旅を終えたライザはクーケン島に戻って島の錬金術士として生活していましたが、謎の群島「カーク群島」の出現により再びみんなで旅をすることになるというのが今回の旅の流れです。そのカーク群島の最初の調査は初期メンツであるライザ・レント・タオ・クラウディアで行くようボオスが気を利かせてくれる場面があり、そのイラストが胸熱でした!!!


序盤から「これから冒険が始まるぞ!!」というワクワク感をしっかり感じることができる演出でした!これはライザ1の時にも感じられた感覚だったので、「あぁ、本当にシナリオライターが高橋さんに戻ったんだ…!!!」と実感できました✨
仲間との一体感と成長を感じられた

ライザ2の時は、ライザが一人で考えて思いついて調合して問題を解決するという印象が強かったのです。でも今作ではみんなで話し合って意見を出し合う場面が多く、仲間で協力して問題に向き合っていました。


一人一人が自身の強みを活かしていたのでそれぞれの成長を感じることができ、プレイしていて↑のライザと同じように「頼もしい!」という気持ちになりました!ライザ一人で解決方法を思いつく場面もあるのですが、その前に携わったクエストがヒントとなっていたからだったりと前後関係のつながりが明確に描かれていたので説得力がありました。


また、ライザとアンペルさんの師弟コンビが力を合わせる場面もありますよ!錬金術士はこの2人だけなので、調合面では頼もしかったですし、2人で試行錯誤する場面はテンションが上がりました。



新キャラの登場に違和感がない
今作で初登場となる新キャラは、フェデリーカ・ディアン・カラ。この3人との出会い方や仲間になる流れに違和感がなかったのも良かったです。
- フェデリーカ:カーク群島の出現の関係でクーケン島を訪れてきた人
- ディアン:アンペルさんとリラさんが訪れた村で出会った人で協力者
- カラ:ライザ達が再び訪れた異界で出会ったオーレン族の長老
ライザ2の新キャラはなんで登場させたのだろうというくらいおまけ感がすごかったので…。久しぶりに再会したアンペルさんとリラさんですらポッと出感満載で2人が登場した意味もあまりわからなかったのです…。
また(新キャラではないのですが)パティも学術院への推薦状を保留にしたまま冒険に出たタオを追いかけてきたという経緯で、それぞれの出会いのきっかけが自然かつわかりやすく描かれていました。そして新しく仲間になったキャラにはライザがこれまでの冒険の出来事を話すシーンがあり、みんなで理解しながら前に進んでいる感じが伝わってきて、本当に丁寧に作られているなと感じました。






旅する中で過去との変化を実感できる
以前訪れた場所に再び来た時の心境の変化や町の人達との関係性の変化などを至る所で感じられました。





回想シーンが入る度に、「あの時はまだひよっこだったんだよなー」と自分事のように振り返ってしまいました^^
それぞれの人間関係に進展あり
ライザ1・2の時から気になっていた人達の関係に進展がありましたよ!
- タオとパティ
最後の最後でタオから「これからはパティと向き合う」という発言が!


タオは田舎者の一般ピーポーでパティは貴族のお嬢様。身分は違うけれど、難関の学術院に2つの分野で合格してしまうタオは絶対将来有望なので、パティ家から反対されることもないでしょう。タオはしばらくはまた勉強の日々になると思いますが、その間にパティと将来のことを話し合う良い期間にもしてほしいなと思いました!(誰目線)タオが将来何になるのかは定かではありませんが、仮に結婚の話になったらきっとタオは「結婚は立派な学者になってから」と言いそうだなというところまで妄想しました!結婚報告待ってるね!!
- アンペルさんとリラさん
前述で少し匂わせましたが、やっっっっっと二人のラブラブを見ることができましたよ!





リラさんがアンペルさんにこれからもずっと共にいると恥ずかしがりながら告げる場面です。この二人、熟年夫婦すぎて会話の内容が一般的なラブラブに比べてかなり大人びた感じだったのですが、そこが二人らしくて逆に良かったです。見ているこっちが恥ずかしくなるくらい甘い場面だったのですが、ライザも同じ気持ちだったみたいです(笑)

その後弟子のライザからさらっと結婚することも提案されますが、それはまだ先になりそうです。


二人とも長生きする種族ですし、二人のペースでいつまでもお幸せに!!
- ボオスとキロさん
キロさんに再会できたことにも驚きましたが、ボオスがキロさんにプロポーズ(だよね?)したことにも驚きました!




ボオスはライザ1からキロさんへの思いが強かったですもんね。好きなんだろうなというのは最初からわかっていましたが、こんなドストレートにプロポーズするとは思っていなかったのでびっくりしました。将来キロさんを紹介された時のモリッツさんの反応が気になりますが、凄く好きなペアなので応援しています^^
ライザのアトリエシリーズを締めくくる集大成にふさわしいストーリー
カーク群島の出現、謎の鍵、ライザだけに聞こえる謎の声、過去の神代の民(錬金術士)がやらかした罪など、様々な要因が絡んだのが今作。後半に進めば進むほど話が複雑になっていきますが、それぞれのキャラクターが途中でプレイヤーにもわかるように経緯を整理してくれるので置いてけぼりにされませんでした。先に進めば進むほど続きの展開が気になってしまい、結末を知りたい!という意欲が高まるほどでした。(しかしその他の調合やクエストなどやることが盛沢山なので、メインストーリーを進めるころには前回のエピソードから1ヵ月が経過していた、というのはザラでした(笑))
それにしても、まさか冒頭からずっと謎だった門自体が万象の大典につながる門であるとは思いもしませんでした!!


普通に門を開いた先の石室に秘密が隠されていると思っていたので、ライザがそれに気づいた時に「うわーーー!すげーーーー!」と叫んでしまいました。このようなどんでん返しはライザ1の時にもあったので、再びのどんでん返しに感動しました。

またフィルフサの生態系や特性、クリント王国の謎も明らかになり、これまでの伏線回収も見事でした。




それにしても神代の民はろくでもないですね。自分達の文明の発展のためにネメドや異界などに竜の風あとを通して現れ、勝手に争いを起こしていた。しかもフィルフサに攻撃性を高める装置を取り付けて戦いの武器にしていたことも判明。




カラさん達オーレン族VS神代の民の戦いは長く続いていたが、突如神代の民は拠点となる万象の大典に帰っていったと…。万象の大典に乗り込んだら神代の民は一人残らずぶっとばしてやる!!!と(僕が)意気込んでいたのですが、皆外の世界に旅立ってしまっていたので直接手を下すことができず、そこは少しモヤモヤしました…。

しかし錬金術士を万象の大典に呼び寄せて使い捨てみたいなことをしていた黒幕(機械でしたが)をしっかり破壊。これでライザのように錬金術士が謎の声を聞いて万象の大典に取り込まれてしまう危険性を排除できたので、その点は良かったです。

万象の大典の脅威も去り、カーク群島も無事に消滅させることができました。そしてクーケン島に戻ったライザは「おわりの鍵」を使ってクーケン島の動力問題を解決することに成功します。ライザ1からライザがずっとやりたかったことをとうとう成し遂げたのです!ここも綺麗な伏線回収だったなと感動しました!




そして長かった夏の旅も終わり、みんなはそれぞれの道を進むことになります。
レント・ディアン:一緒に旅を続けることに。ディアン、レントに連れて行ってもらえて良かったね!


クラウディア:隊商に戻り再び旅生活に。どんどんキャリアを積んでいくことでしょう。

タオ・パティ:タオは王都の学術院に戻り考古学を学ぶことに。もちろんパティもついていきます!タオ、パティを幸せにするんだよ!!!

ボオス:卒業ほぼ確なので、それまでモリッツパパのお手伝い。その後はクーケン島に戻る予定。モリッツさんにキロさんを認めてもらえることを祈っているよ!

フェデリーカ:前述しましたが、正式に『工匠組合長』に就任。若いのに立派過ぎるよフェデリーカ…!

アンペルさん・リラさん:再び二人で遺跡調査の旅へ。末永くお幸せに!


カラさん:ウィンドルに戻り、長老のお仕事に戻る。お付きの人達を困らせないよう、お仕事頑張ってね!

そしてライザはクーケン島を出ることを決心します。

神代の民のように悪い錬金術士が生まれないよう、ライザの今の技術を継承し『良き錬金術士』となる後継者を探す旅です。初期は家の手伝いもせず文句ばかり言って迷惑かけまくっていた悪ガキがここまで成長することになるなんて思いもしませんでしたね。ましてやライザ2でストーリーを劣化させられた分、もうライザ3で感動することなんてないなと絶望していたくらいだったので、良い意味で期待を裏切られました。みんなの別れ方もライザ1・2では泣いて別れを惜しんでいましたが、今作では寂しさを感じつつも各々の道を進む落ち着いた様子が見て取れて、これもみんなが大人になったということなのかというのを実感できました。
エンディング最後のライザの一人語りの部分があるのですが、そこの描写が本当にエモエモなので、是非プレイしてほしいです!(なぜそのスクショがないのかというと、エンディング部分はスクショ不可だったからです…。)ひと夏の大冒険が終わる寂しさと皆が前に進む力強さを感じられる、シリーズ最後のシーンとしてベストな終わり方だったと思います!シナリオライターが高橋さんに戻って本当に本当によかったですし、ありがとうございます!!!!と声を大にして伝えたいです(´;ω;`)✨
「メインストーリーが長い」という声もあったそうですが、その長さには意味があったと思っています。あと、ライザ2でやらかした尻ぬぐいもあったかと…。あれだけキャラもストーリーも壊した後に今作で結末を描かないといけないのだから、その分整合性・バランス・つながりなど考えないといけないですよね。であればこれだけ長くなって仕方ないのではと感じました。正直、「ライザ1→ライザ2→ライザ3」ではなく、「ライザ1→(蛇足のライザ2)→ライザ3(2の尻ぬぐいを含む)」というイメージでプレイした感覚です。ぶっちゃけライザ1をプレイしているならライザ2をプレイしていなくてもライザ3をプレイできるといっても過言ではありません。それくらいライザ2のストーリーはペラッペラです。
適切なタイミングで発生するクエストストーリー
今作ではメインストーリー以外に、「キャラクエスト」「パーティクエスト」「ワールドクエスト」という3つのクエストでストーリーが発生します。ライザ2の時もキャライベントやサブクエストがありましたが、メインストーリーではレントが素っ気ない態度を取るのにクエストでは仲間と普通に話したりといった整合性のなさや違和感が目立ちました(しかも無駄にクエストやイベントの数が多い)。しかし今作ではいいタイミングで適切な内容のクエストが発生するので、メインストーリーの流れに合っていて違和感がなかったです。そしてそれぞれのクエストの内容も濃くて面白かったのですよ!
仲間内には田舎出身者と王都出身者がいるので、キャラクエストでは東京と地方みたいな会話があったり、




田舎者同士で醜い言い争いもあったり(笑)、






クラウディアの武器がなぜ楽器から弓に変わったのか、フェデリーカの武器がなぜ扇なのかといった細かい話も掘り下げてくれました。(地味に気になっていた。)




そしてワールドクエストではなんと温泉イベントもありましたよ!ライザ1・2ではなかった(2もなかったよね?それすら覚えていない(笑))ので、実は今作で初めての温泉イベントですね!


ディアンは温泉を知らなかったようですが、確かに温泉ってこの世界だと珍しいものなのかもしれないですね。


パティの温泉に対する思いが熱くて面白かったです。温泉だけに…ボソ(゚д゚)


レントが気を使ってくれて先に温泉に入るよう促され、一度は遠慮するパティ。ですがやっぱりめちゃくちゃ入りたかったようです。



そしてこの顔である(・∀・)

見ているだけで疲れが取れるような感覚でした(´∀`)



また100年祭のクエストも印象強く残っています。
ランプを作る必要がある→それを調合できるのはライザしかいないので、販売ルートの問題が発生→ではランプではなく街灯にするのはどうか?という流れになった話です。ここで大活躍だったのが販売や貿易の知識が豊富なボオスとクラウディア。


ビジネスの場において2人は必須要員ですね。結果的にみんなの力で100年祭を成功させることができて達成感がありました!


ワールドクエストでこの作りこまれたエピソードと内容の濃さだったので、これがメインストーリー以外で楽しめるなんてすごく贅沢だなと感じました。
あとクーケン島のクエストも印象的でした。
ライザ1で淡水化装置をつくりクーケン島の水源問題を解決したライザ達でしたが、水源の質が変わったことでクーケン島の特産品であるクーケンフルーツの味がその時から変わりはじめてしまいました。




そしてこのままではクーケンフルーツを特産品にしてはおけなくなると焦ったボオスの父・モリッツさんが、クーケン島の大規模開発計画を実行すると宣言。


住民はクーケン島らしい自然豊かな雰囲気がなくなってしまうと思いつつ、特産品で外と貿易ができなくなるくらいなら外からの来訪者を増やしてお金を落としてもらうような魅力のある島に開発した方がいいというのは理解できるため、受け入れるしかないと考える人も意外と多い状態に。




そこでライザ達はクーケンフルーツを元の味に戻す方法を探すこととなります。そして水質を改善させる「淡水化装置・改」をつくり、無事に成功。




大規模計画は停止となり、改めてクーケン島の淡水化装置の管理を任されることになりました。

クーケン島は自然豊かなままでいてほしいと思っていたので、クーケン島の景観が失われなくて本当に良かった!
おまけ
メニュー画面のイラスト
仲間が増えるたびにメニュー画面のイラストが変わる仕様は今回も健在。どれも大好きなイラストなので、それぞれ紹介しますね!
- 初期

- フェデリーカ加入時

- ディアン・パティ・アンペル・リラ加入時

- カラ加入時

- 最終章突入時

- エンディング前

タルの反応
まさかの全員分セリフがあります。個人的にはディアンの叫びが好きです(笑)






最後の夏、心に残る物語

システムはもちろん、何よりもストーリーが大幅に改善された今作。もともとシリーズ作品は続けば続くほど劣化すると言われがちですし、ライザ2でまさに「こんなストーリーになるんだったらライザ1で完結してほしかった」と嘆いたくらいでした。なのでプレイ前はもしかしたらライザ3をプレイしたらさらに後悔することになるかもという不安もありました。しかしクリアした今、ライザ達の最後の冒険を見届けられて良かったと心の底から思っています!ライザが主人公の秘密シリーズは今作で幕を閉じますが、ひと夏の大冒険はみずみずしく素敵な思い出として僕の心の中で生き続けることでしょう(´;ω;`)
秘密シリーズ3部作のコンテンツモリモリパックが発売決定!
ガストから発表があった通り、秘密シリーズ3部作がセットになった「ライザのアトリエ ~秘密トリロジー~ DX」が11/13(木)に発売決定しました!プレイアブルキャラクターとしてアガーテ姉さんやキロさん、ロミィさんなどが参戦!さらに新規シナリオもありこれまで配布されたDLCも収録されているという盛沢山の内容です。まだ発売日まで少し期間がありますが、秘密シリーズを未プレイの方はこれをきっかけに是非プレイしてみてください!
※詳しくはHPをご参照ください。