皆さん、こんにちは!
急に寒くなりましたね…。インフルエンザなど色んな菌が蔓延しているので、皆さま身体には気を付けて過ごしましょう!
さて、先日「アルタイル号の殺人」というゲームをクリアしました!
これはswitchで発売されているSFミステリーゲームです。
SFもミステリーも好きな自分は興味を強くそそられたので、プレイしてみました!
今回はそのクリアレビューを緩くご紹介しますね!
ストーリー
ストーリーの概要は下記の通りです。
木星の第4衛星・カリスト――そこに人類最先端の研究基地があった。
「シオン・フロンティア」と呼ばれたその地はある日、謎の爆発事故に襲われる。1年後の2092年――基地の残骸が有人宇宙船・アルタイル号によって回収される。
その中にあったものは天才宇宙工学者シオン・ミラーの遺体を収めた冷凍カプセルと、そこに寄り添うアンドロイド・フレム。
そして、木星圏で発見された地球外生命体・ホープだった。それらと乗組員を巻き込んで、やがて船内で不可解な事件が起こる。
果たして事件は謎の生命体によるものか? それとも乗組員によるものか?逃げ場のない船内に恐怖と疑心暗鬼が渦巻いていく――
出典:『アルタイル号の殺人』アンドロイドに指示して事件を調査するミステリーアドベンチャー。Switchで4月配信 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com
宇宙船での密室事件、ワクワクしますね!!!出だしから興味津々でした!
キャラクター
主人公は、なんと宇宙船であるアルタイル号のマスターAIです!
姿形がないAIが主人公というのはとても斬新で驚きました!
そして主人公の相棒となるのは、大きなカプセルと一緒に宇宙を漂っていたアンドロイドの「フレム」です。
アルタイル号には、他にもISEA(国際宇宙開拓機関)の「ケント」「サラ」「マリナ」、合衆国宇宙開発省の「ジョージ」「オスカー」「エリック」の計6名が乗っています。
進め方
AIマスターである主人公は自分で動き回ることができません。そこで、フレムとバディを組んで不可解事件に挑みます!
各場面で左側のアクションコマンドを選択することができます。
他の乗客員が近くにいるときは、「触る」コマンドでスキンシップをとることもできます!みんなの反応が様々で面白かったです!(笑)
シリアスな場面で触ろうとするとキレ気味に嫌がられたり(当たり前w)、フレム自身が「今はやめておこう」と自重したり(空気が読めるアンドロイド)、色んなパターンが見られますよ!
また、アルタイル号の中はマップ移動で自由に行き来可能です。
そして見つけた物・拾った物は「Item」を開けば詳細が確認できます。
推理パートではこのItem画面を何度も開いて各アイテムを確認し、どれが証拠になり得るのかを真剣に考えるのが楽しかったです!
全体の感想
テンポよくサクサク進む
短編小説を読んでいるような感覚で、物語は中だるみせずにサクサクと進んでいきます。心情描写や状況の説明などは丁寧にしてくれるので、しっかり展開についていくことができました!
攻略性は低い
場所は宇宙船内のみで、取れる行動や選べる選択肢も限られています。しっかり状況を整理すれば正解がわかるレベルの難易度です。
また重要な場面でも選択肢は何回でも間違えることができます。(※一部バッドエンドルートあり)
そんな自分は真犯人に証拠を突き付ける場面で3回も間違ってしまい、真犯人にキレ気味に詰められて泣きそうになりましたが、それでも正解を選ぶまで待ってくれます^^❤(笑)
なので本格ミステリーを求めている人には物足りない難易度だと思います。
ただ、僕は難しすぎるトリックは逆に萎えてしまうタイプなので、個人的には本作くらいの難易度がちょうど良かったです!
短いながらも作りこまれたストーリー
宇宙船での密室ならではトリックが面白かったです!SFミステリーって「難しい用語が多くて状況理解が追い付かない…」という作品も中にはあるのですが、本作ではそんなことは一切ありません。
登場人物が少なく、途中で何名かがお亡くなりになるので、終盤で「動機はわからないけど、犯人はこの人かも?」となんとなく予想はついたのですが、見事に間違えました!いえ、当たっていたけど外れていたというのが正確な表現です!!
きっとクリアした方はこの意味をわかってくださると思います(´∇`)
僕は本作を5時間程度でクリアしました。休日に一気にプレイすることも可能なボリュームで素晴らしいSFミステリーを楽しめるので、少しでも気になった方は是非プレイしてみてください!
(c)orange